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プレスリリース
GLEIFとSWIFTは複数のIDプラットフォームにおける相互運用性の実現に向けて協働
GLEIFは、グローバルLEIシステムにおけるLEIマッピングを拡大し、最新の認定でLEIと市場識別コード(MIC)のリンクに認定を付与
Global Legal Entity Identifier Foundation (GLEIF)は本日、市場識別コード(MIC)と取引主体識別子(LEI)のマッピングに対して認定を提供することで、Swiftとの協力の範囲を拡大すると発表しました。新たなオープンソースファイルによるMICとLEIのマッピングを導入したことにより、リスク分析や市場のモニタリングに関わる金融機関や公的機関などGLEIFやSwiftのデータを利用する市場参加者は、無料でこれらの重要な取引主体識別子をリンクさせ、相互参照できます。これにより、対応するIDプラットフォームの相互運用性をベースに、カウンターパーティ情報の収集、集成、照合のプロセスが容易になります。
GLEIFとセキュアな金融メッセージサービスを提供する世界大手プロバイダーであるSwiftとのこうした協働は、2018年に確立した企業識別コード(BIC)とLEIをリンクするための提携が土台にあります。MICは、取引の処理と決済に用いられる国際標準化機構(ISO)コードで、証券業界がストレート・スルー・プロセッシングの方向に動いているため支持を得ています。