LEI LEIのセマンティック表示

RDF(リソース・ディスクリプション・フレームワーク)の取引主体識別子モデル



GLEIFの data.world とのパートナーシップによって、GLEIFゴールデン・コピーのコンテンツが data.world/gleifにおいて、リソース・ディスクリプション・フレームワーク (RDF) フォーマットのリンクトオープンデータとして提供され、アクセス可能になりました。

data.world とのパートナーシップで規定されたGLEIFのデータ向けのセマンティック・モデルは、GLEIFゴールデン・コピーのデータのコンテンツと構造の詳細を定めています。当モデルは、GLEIFゴールデン・コピー・ファイルのセグメント間のクラス、プロパティ、関係を規定するRDFオントロジーとして公開されています。

LEIのRDFオントロジー:

GLEIFゴールデン・コピー・ファイルをダウンロードするとRDFのリンクトオープンデータのフォーマットに変換され、data.worldでご利用になれます。RDFのリンクトオープンデータのフォーマットのGLEIFのデータは現在、週一回更新されてリフレッシュされます。

GLEIFのリンクトオープンデータによって実現された新たな機能とアプリケーション

リンクトデータのナレッジグラフとしてGLEIFのデータを利用できるため、LEIデータのあらゆるユーザーはどのアプリケーションにもオープンに接続できます。これにより、エンドユーザーとベンダーにょるLEIの統合と導入について全く新たな段階に入り、GLEIFが中心となる開発が不要となります。

ナレッジグラフは一般に、規制報告、ビジネスインテリジェンス、リスク管理、サプライチェーン、事業開発、または顧客・カウンターパーティ管理のような様々なアプリケーションについて、極めて大きな支持を得ています。このリンクトオープンデータのプラットフォームでGLEIFのLEIデータを利用できれば、GLEIFは、これらの潜在的なビジネス分野の進歩についていき、またこれらの分野への注目を活用できるでしょう。

さらに、RDFのリンクトオープンデータは、同じ手順を用いて他の人が構築することができます。これは、サードパーティを用いたリンクトオープンデータ形式でGLEIFのLEIデータを提供するための、スケーラブルな複製戦略です。

LEIの採用拡大、そして検証可能なLEI (vLEI)、将来的に検証可能なIDのクレデンシャル検証、固有取引識別子 (UTI) の数百万のプレフィックス、デジタル経済におけるLEIのその他の使用などLEI母集団の増加を予定している将来のビジネスケースと拡張性の要件を考慮すると、こうしたリンクトデータ機能を提供することはベンダー、規制当局、エンドユーザーにとって極めて有益になるでしょう

LEI-CDF 3.1、RR-CDF 2.1、報告の適用除外2.1の互換性に関するGLEIFのリンクトオープンデータの修正

GLEIFが公表したレベル1およびレベル2データのスキームと要件の新バージョンでは、さらなるROCのガイダンスと方針に対応して、LEI参照データモデルに新しいデータ要素とコンテンツを組み入れています。新しいLEI-CDF 3.1、RR-CDF 2.1、報告の適用除外2.1のデータフォーマットの標準に修正を組み込んだことから、GLEIFゴールデン・コピーのリンクトオープンデータ版を自動入力するためのセマンティック定義を定めるGLEIFオントロジーは、修正されました。この作業は現在進行中であり、2022年のGLEIFの新たなXMLデータフォーマットへ移行すれば準備が整う予定です。