LEI コードリスト

GLEIF登録当局リスト



Global Legal Entity Identifier Foundation (GLEIF)「登録当局リスト」(Registration Authorities Listを発行します (以下でダウンロードできます)。1,050以上の商業登記簿ならびに232の管轄区域の有するその他の関連登録および検証当局資料を含み、リストの各登録者/当局に個別コードを割り当てています。今後は、取引主体識別子 (LEI) の発行組織が、そのLEI発行プロセスおよび報告でこのコードを参照します。

2024年11月、GLEIFは登録当局リストのバージョン1.8.1を発行しました。ROCによるグローバルLEIシステムにおけるファンドの関係性に関する方針と投資ファンドの登録に関する指針の導入に基づき、登録当局リストには、2022年以降、ファンドに関する情報の検証に使用できるソースがさらに追加されています。これらの情報源は通常、証券取引委員会、中央銀行、金融監督当局などの主体になります。

GLEIF登録当局リストを利用することで、LEIデータの信頼性と有用性が一段と向上します。

要約:取引主体のデータの地方当局資料との相互参照

LEIは、金融取引に参加する取引主体を明確かつ一意に識別することができる主要参照情報に関連付けます。簡単に言うと、一般に公開されたLEIデータプールは、金融市場の透明性を大幅に高めるグローバルなディレクトリとみなすことができます。データプールがこの目的を果たすことができるかどうかは、信用のある、オープンで信頼できるデータが入手可能かどうかにかかっています。

LEIデータ品質を保証するプロセスは、登録主体のところで始まります。登録主体は、自己登録によって、正確な取引主体参照データを自ら選択したLEI発行組織に提供しなければなりません。LEI発行組織(あるいは「付番機関」またはLOU)が、登録、更新、その他のサービスを提供し、LEIを取得しようとする取引主体の主要なインターフェースの役割を果たします。

GLEIFが発行する登録当局リストは、取引主体が地方登録当局資料に提供した相互参照を初めて標準化します。このリストによって、GLEIFは、LEIデータの利用者がLEIを他のデータソースに容易にリンクさせることができるようにします。

LEI発行者は、地方登録当局資料との相互参照が標準化され、LEI記録に含まれるようにする必要があります

LEIデータの利用者は、取引主体に関連付けれられた当局資料を特定することができるようになります。関連コードは、LEI記録を構成する情報の一部となります。全てのLEI記録が公開されており、GLEIFウェブサイトにあるグローバルLEIインデックスから無料で簡単にアクセスできます。

「共通データファイル」 (CDF) フォーマットは、LEI発行組織がLEIおよび関連参照データを報告する方法を定義しています。LEI発行組織は、この標準に基づき次の2つの要素で構成されるBusinessRegisterEntityIDのフィールドを使って、取引主体と関連のある現地当局資料を特定します:

  • 登録:主体IDの値を提供した商業登記簿またはその他の登録当局を識別するコード (次の項目を参照)。将来は、GLEIF登録当局リストに含まれる当局資料に割り当てられるコードになるでしょう。
  • 主体ID: 当局資料で管理される、取引主体の識別子 (ローカルナンバー)。

このIDが入手できない場合、登記簿が関連する主体IDなしで報告される場合もあります。

GLEIF登録当局リストの実現

GLEIFは、登録当局リストを用いてLEI発行者のコンプライアンスを監視します。登録当局リストのそれぞれの新バージョンの公開後、LEI発行者は、限られた期間内にすべての変更を導入する必要があります。

GLEIF登録当局リストは発展し続けます。文書の変更リクエストまたはコメントは、info@gleif.org にお送りください。

GLEIFは、登録当局リストを様々な形式で提供しています(以下を参照)。


ダウンロード可能な関連ファイル